新福菜館本店
新福菜館本店
京都府京都市下京区東塩小路向畑町569
と言っても、連食ではありません(笑)
夜食に続くブランチです。
日曜日の朝10時過ぎ。第一旭は開店時刻の朝5時から行列ができるらしいのですが、この中途半端な時刻にも20人ほどの待ちができていました。
しかし、今日の(というか日付は変わっていないので、今回の)目的のお隣り「しんぷくさいかん」は、ラッキーなことに外待ち1組4名のみでした。
こちらのお店もカウンターは3席のみでテーブル席がメインですが、こちらは2階席もある分、キャパシティは51名と多めです。
カウンター席へ案内され着席すると、カウンター越しにお兄さんが笑顔で「こんにちは」と挨拶してくれます。繁盛店らしからぬ対応に、一瞬戸惑ってしまいました(笑)
昨夜の影響でそれほど空腹感はなかったのですが、名物らしい「ヤキメシ」は外せないなぁと思い、小とヤキメシを注文。
「食べきれるのか?」と心配しながら待っていると、しばらくしてラーメンが着丼しました。
あまり予備情報無しに訪問したので、まず最初に「おおっ、黒い!」とその見た目にインパクトを受け、スープを頂いてみるとさらにびっくり!!
醤油!、醤油!、醤油!の風味が身体中に拡がる、まさに醤油のスープです。
醤油が強くて出汁はよくわからない?(笑)
これは富山のラーメンよりも強烈なんじゃないのか??
しかし、しかし、くどさはまったく無くて、嫌いじゃないです、このスープ!
麺もまた違う意味でびっくり。
昔ながらのありがちな普通の中ストレート麺でした(笑)
トッピングはもやしがやや多いものの、ほぼお隣と似たような感じです。しかし、スープが強い分、全体的にインパクトは感じられず、こちらもいたって普通です。
でも、でも、でも、飽きのこない旨さで、箸が進みます。
そして、笑顔をくれたお兄さんが作ってくれたヤキメシが到着。
チャーシューの煮汁だと思うのですが、こちらも見た目は黒っぽい!(笑)
頂いてみると、それほどパラパラではないのですが、しっかり火が入って香ばしく、とても旨い焼飯です。
中華の炒飯ではなく、洋食屋さんで出てくるような焼飯。これがまた、ラーメンにぴったり合うんです。
ヤキメシもそれなりの量があったのですが、夢中で食べ進め、あっという間に完食。
食べきれるか心配していたのがバカらしくなるくらい、満腹感を感じる前に食べ終えてしまいました。
ラーメンだけを遠方から食べに行く価値のある店かと聞かれると何とも言えませんが、お店の雰囲気も良いし、近くに住んでいたら間違いなく常連になりたいお店ですね。
機会があれば、ぜひリピートしたいです。