手打らーめん　俵屋　（小山） 3

ラーメン＆餃子＆モツ煮

　手打らーめん　俵屋　（小山）

　栃木県小山市出井1351-1

栃木に来ると食べたくなるものの一つが佐野ラーメン。

というか、『俵屋（小山）』のラーメンが食べたくなります。

今どきのラーメンのように無化調の上品なスープだったり、洒落たトッピングがのっているわけではありません。

お店も昔のままのスタイルで、カウンターはなく、座敷にテーブルが10卓。お世辞にもきれいなお店とは言えません（苦笑）

でも、ラーメンといい、お店といい、何となくほっとできるんです。

日曜日の昼前は、すでに先客が車で14台。ほとんどが家族連れで、小さな子供も多数。ちょうど5歳くらいの男の子が、口いっぱいにラーメンをほおばっていました（笑）ほんと、地元民に愛されているラーメン店ですね。

入店するとちょうどテーブルが１つ空いていたので、そこに案内され、ラーメンに餃子とモツ煮という佐野ラーメンの三点セットを注文しました。ラーメンは、スープは１種類のみで、メニューは「ラーメン」、「ネギラーメン」、「チャーシューメン」、「ネギチャーシューメン」のみ。大盛りはありますが、トッピングの追加などはありません。「モツ煮」は、10年ほど前に『秘密のケンミンSHOW』でも取り上げられた、栃木（特に佐野系）のラーメンの定番メニューです。

スープはあっさりですが、鶏、豚、節と塩分がいい塩梅にきいていて、薄さは皆無。

麺は手打ちの中太縮れ麺で、佐野ラーメンらしいつるピロっとしたもの。不揃いな太さの食感も楽しみの一つです。以前はもう少し太くて味わいが強かったように思うのですが、子供や高齢者には食べやすく、茹で時間短縮で回転も速くなったように感じるので、良しとしましょう。

トッピングには、薄切りのバラチャーシュー、ネギ、メンマ、なると。特筆すべきものはありませんが、あっさりのチャーシューはこのラーメンに合っていてとてもいいですね。

うん、今日も変わらず、うまいです。

餃子は、なかなかの大きさで、皮は厚くてもっちもち。具もたっぷりで食べごたえ十分。これまた、あっさりのラーメンにベストマッチで、とっても旨かったです。

豚腸と牛すじのモツ煮は、まだ早い時間帯ということもあり、こちらも実にあっさり。臭みはまったくなく、サイドメニューとしてばっちりでした。

今日もおいしかったです。ごちそうさまでした。