らうめん 侍の侍(金沢駅店)

甘えび香味らうめん+半熟煮玉子

 らうめん 侍の侍(金沢駅店)

 石川県金沢市木ノ新保町1-1 

 金沢百番街あんと西3F

 http://www.samurai.cool/

 201752日(火) 1956

 


昨日は金沢駅で時間があったので、駅弁ではなく、お店で食べることにしました。

私は金沢駅では、『8番らーめん』『ゴーゴーカレー』『お多福』に、たまに『すし玉』『白山そば』、という“THE金沢”のローテーションを組んでいますが、ゴールデンウィーク後半前夜の昨日はどこもいっぱい。

ならばと、百番街あんと西(旧名称・くつろぎ館)の3階に移動し、多少は空いていたこちらのお店に初めて入りました。でも、私がお店を出る頃には外待ちができていましたから、この日はやっぱりどこも混んでいましたね。

こちらは、博多で修業したという店主が10年以上前に金沢でオープンさせた『らうめん侍』(現在は高柳町)の支店で、北鉄バスで金沢駅に着くときにいつも宣伝しているので、以前から気にはなっていました。私は本店も行ったことがなかったのですが、博多とんこつを和風だしと合わせて金沢流にアレンジしたラーメンを提供しているということで、興味津々です。

注文したのは、いかにも観光客向けといったメニューの『甘えび香味らうめん』。

スープは金沢流ということで、豚臭さはしっかりと抑えられており、脂のコッテリ感はなく、むしろあっさり。それでも、かつお節と昆布の和風出汁と思われる旨味が下支えしていて、確かにいい感じです。

甘えびはスープではなく、香味油として加えているのかな?甘えびの風味がマイルドに香って、これはこれで悪くないです。

麺は博多とんこつらしい細ストレート。カタメでお願いし、美味しくいただきました。

トッピングも博多定番の細ねぎときくらげ。チャーシューは本場ほど薄くなかったけど、まあ、普通でした(^^;

そして、一番、金沢らしいと思ったところが、スープの甘さ。

もともと、金沢のうどんや(うどん屋さんの)ラーメンは甘めが特徴で、それは私も嫌いではないのですが、このラーメンはかなり甘い。以前、愛媛の人気ラーメン店で食べて撃沈した激甘ラーメンに次ぐ、2番目の甘さかもしれません(^^;

さらに追い打ちをかけるように、トッピングで追加した半熟煮玉子もとても甘かった。

この甘さは私でもちょっとと感じたので、観光客の大半が美味しいと感じるかは疑問ですが、まあ、まさに金沢らしくて、これはこれでいいんじゃないかと思います。

金沢のラーメンは新しい文化だからまだいいですけど、金沢のうどんやおでんの出汁までが観光客向けに変わってしまうのはさびしいですからね。

 

そんなことを思いながら完食しました(^^)

ごちそうさまでした。