麺や 福座 18

鮎めん

麺や 福座

 石川県金沢市有松4-1-1

 2017713日(木) 20:16




待ち焦がれた一杯にようやく会うことができました(´∀`*

今日はいつもよりやや早めの20時ちょうどに入店。空席は1席、後客も続々と、相変わらずの人気ぶりでした。

注文はもちろん…“はい”だけです(^^

なんと言っても、注文は1週間前にしてましたからね~。

1日限定10食なのですが、予約が可能なので、この時間でも先客1杯、後客1杯と連続で提供されていました。

まずは麺をひと啜り。

鮎の香りというよりも、すだちの風味がふわっときます。

和風のスープに超低加水の極細麺なので、初めは“えっ、そうめん?”という感じでしたが、それなりにコシがあり、やっぱりラーメンです(^^)

スープとの相性抜群で、これは美味いです。

スープは鶏ガラスープに生揚げ醤油を合わせてあり、基本的におなじみの醤油スープなのですが、鮎を三日干し後に焼いたものと焚き出したとのことで、その隠し味的な出汁がすばらしい!

本来、鮎は独特な香り(スイカのにおい)や風味がありますが、臭みはない一方、出汁としては弱い魚です。その特徴をうまく生かして、実に優しい、旨味がじわじわくるスープに仕上げています。さすが、福田店主!(^^)!

途中から辛みも感じましたが、胡椒や針生姜のためだったのか、実は唐辛子が入っていたのかは、よくわかりませんでした。

トッピングでは、もちろん、鮎!

頭からがぶりといけるサイズの若鮎の素焼きは、そのまま食べても、スープに浸してもどちらも美味しかったです。

この子たちはどこを泳いでいたんだろう? このサイズの鮎は、10年ほど前までは犀川や庄川でよく釣ったっけなぁ…、などと考えながらいただきました(^^

それから、鮎の塩焼きと言えばタデ酢ですが、なんとこのラーメンには蓼の葉がトッピングされていました。“蓼食う虫も好き好き”なんて言いますが、蓼の葉ってそのままでも食べられるの?と思いながら食べましたが、予想に反してまったくクセのない葉っぱでした(^^)

このラーメン、とにかく調和がすばらしい一品でした。

鮎の素焼きも含め、すべてに違和感がありませんでした。ラーメンに焼鮎がのっていて違和感がないって、よく考えるとすごいですよね(゚д゚)

もちろん、完食し、スープも最後の一滴まで味わいました。

期待通り、いや、期待以上の一品で大満足!(^^)!

今日もごちそうさまでしたm(_ _)m