手打ラーメン みうら
手打ラーメン みうら
栃木県宇都宮市下小倉町946-2
こちらは宇都宮市(と言っても旧上河内町なのでかなり北ですが)にある人気店です。今日は夕方の4時前に入店しましたが、その時間でも地元の方らしきお客さんが結構入っていました。創業は平成8年らしいので、地元に根付いてすでに久しいですね。
店主はとら系「いまの家」で修業されたとのことで、こちらのお店では正統派の白河ラーメンを頂くことができます(私は白河市付近のラーメン店には行ったことがないので、あくまで想像になりますが…)。
カウンター上の壁にかかっているラーメンのメニューは「手打中華」「味噌ラーメン」「塩ラーメン」「ワンタンメン」のみ(夏期は冷し中華などもあるようです)。大盛りは150円増しとの説明が書いてあります。
常連さんは味噌や塩を頼むことも多いようですが、私はせっかくなので醤油味のザ・白河ラーメン「手打中華」を注文。チャーシュー増しが可能との事前情報を得ていたので、「チャーシュー増しにしてください」とお願いしました。
すると、お姉さんに怪訝そうな顔で「チャーシューメンでいいですか?醤油味の…」と返されてしまいました。普通にチャーシューメンって言えばよかったのですね…(苦笑)
麺は手もみした手打ち麺。まず初めに麺を啜ると、滑らかで適度にコシのある食感が実に美味しいです。しかし、スープがやや薄く感じられ、麺に負けているかな?と思ってしまいました。
そこで、スープを飲もうとしますが、表面を覆う熱々の油でちょっとずつしか飲めません…が、それでも鶏の旨味がじわじわと来て、とても美味しいです。
そして、次に麺を食べた時には「このくらいの薄味でちょうど良いなぁ」と感じられるから不思議です。
チャーシューはモモ肉であっさりしていますが、燻した香りがしっかり残って、とても美味。塩加減もちょうどで、麺とスープに相性ピッタリです。写真では数が少なめに見えますが、海苔の下にも隠れており、それなりの量がありました。チャーシュー増し(150円)にして本当に良かったです。
そして、さらに不思議なことに、ネギすら一つも残さないまでに完食し、あらためてスープを飲んでみると…。これがそれなりに、結構、しょっぱいんです。
最後、美味しいので10口ほどはスープを頂きましたが、それでも丼ぶりに3割ほどはスープを残して満足しました(もともとスープがなみなみと大量に提供されますので、それでもかなりの量を飲んだとは思いますが…笑)。
このスープを初めに薄いと感じた自分はいったいどうなってるの?
それとも、スープに旨味がしっかり出ているから、味が濃く感じるようになっただけ??
何とも不思議でしたが、食べ終わった後には味の余韻とともに只々「美味しかったぁ~~」との満足感が残りました。ごちそう様でした。
ワンタンメン
2015年10月12日(月) 15:24
このお店に伺ったのは、実は今日で2回目です。初訪の時も今日と似たような感想でした。
ワンタンも美味しかったのですが、燻製チャーシューが嫌いでなければ、チャーシューは増したほうが味のバランス的にもおすすめです。次回はチャーシューワンタンメンにしようかな。